バラエティ豊かな各地の子育て支援
最近、各地方団体で子育て支援への取り組みが活発に行われていますね。
支援内容はさまざまですが、なかなか豪華な支援を行っている地方もあって羨ましい限りです。
たとえば、青森県弘前市で3人以上のお子さんがいる家庭の場合、公共施設の利用料が無料になったり、福岡県みやこ町では、4人以上の子どもを対象に、毎年3万6,000円の子育て支援手当が15歳まで支給されます。
なかなか手厚い支援内容ではありませんか。
うらやましい……。
とはいえ、このように支援を強化している自治体は、人口減少による過疎化の危機に見舞われているところが多く、少しでも人口を増やすための苦肉の策でもあるようです。
このまま人口の一極集中化が進めば、地方の在り方も変わっていくのでしょうか。
私たち日本人の心に刷り込まれている、田園風景や段々畑といったふるさとのイメージも、滅びつつあるのかもしれませんね。
逆に、子供が多い地域は民間企業の対応が手厚いことがあります。
ファミリー向けの物件が安かったり、保育園よりも幼稚園が多かったりとかですね。
首都圏の中でも子供の多い埼玉県だと、安い注文住宅(ローコスト住宅と言うらしいです)であれば、999万円から買うことができるそうです。こんな感じ↓
◇埼玉のローコスト注文住宅
新築で1000万円以下というのは格安ですね。毎月賃貸で家賃を払うことを考えると、ローンで家を買った方がいいかも?と思ったりします。
子育てサポートシステム
私もシングルマザーですから、一人で子育てをするのはやはり大変なんです。
だから、政府や自治体の支援はしっかりと活用しています。
私が住んでいる横浜市も、もちろん子育て支援を行っています。
そのなかに、横浜子育てサポートシステムというのがあり、私も会員です。
このサポートシステムは子どもを預かってもらえるサービス事業で、会員には子どもを預かってほしい人と、子どもを預かってもいいよという人がおり、7時~19時まで、希望の日時に子どもを預かってもらえるのです。
利用できるのは生後57日から、小学校6年生まで。
子どもが小学校に通うようになるまでは、数回利用させていただきました。
小学校にあがってからは、利用する機会はほとんどないのですが、いざというときのために息子が小学校を卒業するまでは会員でいるつもりです。
また、児童手当も請求しています。
うちは一人っ子なので、支給額は月1万円。
年3回、4カ月分が振り込まれます。
これからはどんどん、子育ての手が離れて行くでしょうが、やはり赤ちゃんや幼児期の子育ては大変でした。
私の実家は関西なので、親に子どもの面倒をみてもらうこともできず、自治体の支援制度を活用するしかありません。
子どもが成人するまでは、絶対に入院できないと思って、健康管理にも気をつけているのですが……。
核家族が当たり前になった現代では、昔のように地域ぐるみで子どもを育てるという意識は薄れつつあります。
親の方も、安心して頼れる人を探すのは困難ですし、助けてあげたいと思っている人たちの方でも、モンスターペアレントを恐れて、なかなか行動に移せない人も多いのではないかと考えています。
やはり、自治体が制度を整えて、誰もが安心して利用できるシステムを構築するしかないでしょうか……。
シングルマザーが増えている現状をよく考えていただいて、子育てしやすいまちづくりをお願いできればと思います。
保育士さんの採用も強化
横浜市に限らず、神奈川県全域で保育士さんが働きやすい環境、待遇改善などの政策も強化されています。
子育て支援も大切ですが、子供の面倒を見てくれる保育士さんがいないと話になりませんし、地域に特化した保育士さんの求人情報を見てみても、たくさんの募集があるんです。
私のように、サポートシステムを利用する人もいれば、保育施設に子供を預ける人など、その家族にとって一番いい方法というのは家庭により異なります。
少しでも多くの家庭の支えになってほしいですし、子供を安心して預けて仕事ができる環境ってとても大切ですよね。
最終的には、神奈川県だけではなく、全国的に保育士さんが増えて、待機児童問題が解消に向かってくれることを願いたいです。