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シングルでも子供に習い事をさせたい

空手のポーズ

「同じクラスの○○君は習い事しているから僕もやりたい!」と、突然息子が習い事をしたいと言うようになりました。
前向きに検討はしているのですが、金銭的にも時間の余裕的にも不安が多いのですよね…。ウチはお金がないからできないということは言いたくないので、できる限り習い事をさせてあげたいなと思っています。

小学生で習い事をしている割合は70%以上も

小学生の7割以上の子供が習い事をしているようで、年々その割合は増えているそうです。
1人親の家庭は、一般子育て世帯より習い事に通わせている割合は少ないですが、それでも5割近くの子供が習い事をしています。クラスの4人に1人が習い事をしている環境では、影響されるのもわかりますね(;^_^A

友達はスイミングや体操クラブなどの体を動かすスポーツクラブに入っていて、週2回ほど通っているそうです。お母さんが車で送り迎えして、隣町まで通っているときいて驚きました。私の職場からでは隣町までの送迎は厳しそうです…。近場で通いやすいスクールがあればありがたいですね。

習い事を始める前に気を付けたいポイント

習い事を始めてからあれもこれも大変で親のほうが辞めさせたいと思ってしまうこともあるそうです。事前に知っておきたいポイントや体験レッスンの際に確認しておきたいことなどをチェックしておきましょう(^^♪

送迎ルールを調べる

教室やクラブへの通い方は事前に調べておかないと、後々自分を苦しめることになりそうです。息子が1人で歩いていける距離にあればいいのですが、教室のルールで親が付き添って通わないといけないクラブもあるようです。この場合、仕事帰りに子供をピックアップして習い事へ連れていき、終わるまでの時間で家に戻って食事の準備ができるのか、それとも距離的に戻れないのかで、上手く時間を活用できない可能性もあります。シングルは、とにかく時間が足りないので、1時間でも効率よく動きたいですよね。あらかじめ送迎ルールがあるかチェックしておくといいですよ。

スイミングやスポーツ系の習い事では、学校や学童から送迎バスが出ている教室もあるようです。送迎バスのサポートがあれば、レッスン後は学校から家までの帰路になるので1人でも心配ありません。仕事終わりに直接教室まで迎えにいける時間帯であれば帰りは一緒に帰ることもできます。仕事にも影響がなく、子供が安全に通える場所やサポートがあるところを探すと、安心して継続させられそうですね!

費用について調べておく

習い事は基本的に毎月の月謝代を支払いますが、入学金や教材費、送迎バス利用の料金、シューズやユニフォームなど別途費用がかかる場合があります。ピアノやダンスなどの発表会がある習い事では、衣装代や参加費、チケット代なども必要になることもあるので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

習い事が子供に合わず、数か月で辞めたいと言い出すことを想定して、退会費用に関することも聞いておくと安心です。一般的には一か月前までに連絡すれば退会にかかる費用はないそうですが、突然の退会連絡では1ヵ月分の月謝は払う必要がある場合も。費用に関することは最初に確認しておきましょう。

保護者の参加が必要か確認しておく

発表会がある習い事では、親が後援会としてサポートに入ることもあるようです。バレエやダンス系では発表会の受付を親が担当したり、子供たちの衣装を調整したり、舞台メイクすることも。親が参加できないと子供が困るような場合もあるので、親が参加する必要はあるのか、親が参加しなくても発表会や取り組みに出演はできるのかなど確認しておくといいでしょう。

発表会以外では、低学年のサマーキャンプは親がいないと参加できなかったり、サッカー教室では試合のテント設営の手伝いやゼッケン・お弁当の準備があったりなど細かい作業から丸一日つぶれる参加行事までいろいろあります。自分がどれくらい参加できて、どの程度時間を割けるのかよく考えて選んだほうがいいかもしれませんね。

嫌な保護者にならないように注意する

習い事で親がムキになりすぎてしまう場合がよくあるそうです。レッスンの見学しているときに、子供がふざけて取り組んでいたら、鋭い目でニラミつけていたり、レッスン後に「なんで上手にできないの!」と怒ってしまったり、親のほうが熱くなりすぎていて子供との温度差が出てきてしまうことも。子供は楽しくレッスンしていても親が楽しめていないと習い事は続きません。
子供の成長のための習い事だったはずなのに、「せっかくお金払っているんだからちゃんとしなさい!」というのは親の勝手です。押しつけにならないように親の心構えも事前にしっかりしておきましょう。

小学生に人気の習い事

習い事といってもたくさんあるので、どういうのが息子に合いそうか調べてみました。

スイミングスクール

スイミングスクールは送迎バスを利用できる教室が多いので、忙しい1人親にはありがたい習い事です。
小学生の3割はスイミングの経験があるくらい人気で、女の子より男の子のほうが多い割合になっています。親がスイミングを習わせる理由として、全身運動で基礎体力をアップさせたいという意見が多いようです。
なんといってもスイミングは月謝の費用がお手頃なのがありがたいですよね。どこのスクールでも基本的に週1回5,000円前後の月謝で習えます。
昇給試験で1回数1,000円必要なときがありますが、年に1~2回なので、大きな負担はなさそうです。ただ、一般クラスではなく、選手コースになると金額が上がって試験の回数も増えるので、子供が自分からやりたいと言うまでは一般クラスで十分だと思いますよ。

スイミングでは入会キャンペーンがあるタイミングでお試し体験して、そのまま継続しているという子が多いようです。キャンペーン期間中に入会したら水着をプレゼントしてくれたり、入会金無料になったりするタイミングをチェックしておくのがおすすめです。

英語・英会話教室

英会話といえばECCジュニアや、ヤマハ英語教室、くもんの英語など有名な教室がたくさんあります。小学生くらいでは月謝は5,000円~8,000円ほど。夏や冬休み中のキャンペーンで教材費無料などのタイミングがあるので、そういったキャンペーンを利用するといいかもしれませんね。
低学年のレッスンでは、初めての子供向けに音楽を使ったリトミックを織り交ぜているスクールもありますので楽しみながら英語を覚えられそうです。ランクで価格が変わるので、子供のペースに合わせて少しずつランクアップさせていけば、子供もやる気が上がっていくかもしれません。
子供向けの英会話教室は、大きなショッピングモール内に入っていることが多いので、1時間くらいのレッスン中に夕飯の買い物にいったり、嗜好品のウィンドウショッピングしたりするのもいいかもしれませんね。

英会話教室で送迎をしているところは少ないので、大きなショッピングモールの教室の場合は親の送迎が必須になりそうです。1人でバスに乗って目的地までいけるくらいになれば、バス通いしてみてもいいかもしれませんね。

体操教室

体操教室では小学校の体育の授業と直結する内容を教えてくれるので、習わせたいと思う親が多いみたいです。体操では、跳び箱やマット運動、鉄棒などでバランス感覚や基礎筋力をアップさせてくれます。小学校入学時くらいから通い始める子が多いようですが、3年生くらいからでも問題ありません。
平均的に入会金の相場は5,000円程度で、月謝は週1回で8,000円前後なので、スイミングや英会話教室より少し高めの設定になっています。また、体操服やシューズがスクール指定のものの場合は購入する必要がありますが、教室によっては小学校で使用している体操服やシューズでOKというところもあるので、事前に聞いておくといいかもしれません。

武道系

武道系といえば柔道や剣道、空手などが有名ですが、他にも合気道や少林寺、太極拳など、たくさんあります。どの武術でも、精神的な強さや忍耐力を付けられるのが人気のポイント。最近ではオリンピック競技になった空手の人気が高くなっています。
武道系の教室では礼儀作法や立ち振る舞いを教えてもらえるので、やんちゃな小学生にはおすすめ。厳しい先生に当たると子供がいきたがらなくなってしまうかもしれませんが、克服できればオン・オフの切り替えができて、集中して取り組む子になるかもしれません。

武道系の相場は、柔道は1,000~5,000円ほどの月謝で、入会金は不要なところもありますが、柔道着が10,000円ほどしますので入会時は適度な金額を用意しておいたほうがいいでしょう。
剣道は3,000~5,000円ほどの月謝ですが、始めるために道具一式を揃えると3万円ほどかかります。教室によってレンタル込みの月謝になっているところもありますので、入会前に確認しておきましょう。

習い事を始める前に子供との取り決めておきたいこと

習い事を始めてからすぐに子供の好きなように取り組ませるというのはハードルが高いです。子供と一緒に習い事を楽しむためにも、最初にお約束しておくと良いですよ(^^)!

レッスンの内容をお話しする約束

レッスンで習った内容を、帰宅後や夕食時にお話しするというお約束が効果的のようです。「お母さんにも教えて欲しいな」というと、得意気にアウトプットするようになります。レッスン内容を説明することで知識が定着したり、自分が理解できていなかった箇所を自ら解釈できたりしていきます。親もどういう内容なのか把握できますし、苦手な部分を知っていればサポートできます。先生や友達との雰囲気なども都度聞いて入ればイジメや差別などを事前に検知できるかもしれません。
また、習い事を辞めたいと言い出したときにも、「○○ができるようになったら辞めよう」と明確な目標を立てられるので、子供のイヤイヤを一時的に落ち着かせることができるそうなのでぜひ試してみてくださいね!

目標を一緒に立てる約束

習い事を継続してもらうためにも、事前に目標を一緒に立てておくといいようです。
夏までに逆上がりができるようになる!とか、5年生までに50mプールをクロールで泳ぐ!とか、試合で1点を取る!とか。超えられそうで遠すぎない目標を一緒に立てて、経過を話しながらどうやって目標達成するのか作戦会議します。すると子供のスケジュール感が身についたり、やり切る能力が身についたりするかもしれません。やみくもに取り組むより、目的があるほうが楽しんで取り組めるので、親子で目標を立てて、一緒に達成を目指して楽しみながら習い事をするといいでしょう(^^♪