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子育てで気を付けていること

子育てで気を付けていること

初めての子育て

私は息子を一人しか産んでいないので、育児は何もかも初めてでした。
そして、彼が赤ちゃんの時期に夫と別れてしまったので、家族で話し合いながら子育てをすることもなかったのです。

孤軍奮闘で不安も多く、試行錯誤の連続でした。
特に離婚するしないでゴタゴタしていたときは、子どもに影響がでないか、とても心配したものです。

そしていざ、シングルマザーになって一人で育てるようになると、毎日はさらに戦争状態へと突入しました。
誰に相談をすればいいのかわからないという状態で、気持ちがパニックになることもありました。

しかし、少しずつ子どもは成長していきますし、生活のリズムが出来上がってくると気持ちにもゆとりが出てきます。
迷ったり悩んだりするだけでなく、息子が健康でのびのび育つ環境を整えてあげるよう心がけるようになりました。

健康が一番ですから、規則正しい生活を心がけていますが、クリスマスなどは夜更かしをすることもありました。
そして、ふだんは何かと寂しい思いをさせているので、休日は二人で遊びにでかける、家でいっしょに遊ぶなど、子どもと接する時間を極力取るようにしてきました。

最近では、ママと過ごすよりも自分の好きなような過ごす休日が好きなようですが、それでもたまには動物園、買い物、映画など、二人で出かけることもあります。

シングルマザーだけど、頑張りすぎません

シングルマザーだからといって頑張り過ぎないようにも心がけています。
もともと完璧な母親は目指していないのですが、子どものことを考えるとあれもコレも注意をしたくなることもあります。
でも、人を傷つけないこと、危険なことをしないことなどの最低限のルールさえ守っていれば、あとは放任でもいいやと開き直っているのです。

それよりもお友達と楽しく過ごす時間、好きなことに没頭できる時間が子どもの成長には大切だからと考えているからです。
このため、家での勉強も宿題とちょっとした復習程度でといった最低限のことしかさせていません。

愛していると伝える

私が幼児期の子育てで心がけていたことは、常に「あたなが大好きだ」と伝えることです。
もちろん、なかなか言うことを聞かないときは叱るときもありますが、それは言うことを聞かないから叱っているだけで、嫌いだから叱っているのではないということを伝えるように努力しました。

たとえば子どもと接するときは、柔和な顔で接する。
後ろから抱っこして体を揺らしながら、話して聞かせる。
抱きしめる、ほっぺをなでる、頭をなでるなど、スキンシップをして安心感を与えるようにしました。

また、ダメ!という言葉をなるべく使わないように心がけていました。
お着替えをするときなど、子どもは大人ほど素早くできませんし、すぐに他のことに気が散ってしまうこともあります。
そんなときでも、早くしなきゃダメでしょ!
と言うのではなく、ゆっくりでもいいから、自分で着ようね!
ママ、○○くんが自分でできるの、知ってるよ!
など、励ますように肯定的な言葉遣いを使うのです。
まあ、イライラして歯ぎしりしそうになることも多かったんですが……。

現在、息子は小学3年生。
まだまだ子育ての最中ですが、手がかからなくなりました。
どちらかというおとなしい子どもですが、優しく育ってくれたと思います。
これからも、健康にすくすくと育ってくれることを願ってやみません。