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節約料理術

節約料理術

食費と献立について

以前にも書きましたが、うちの家計管理法はとても原始的で、項目ごとに予算を決めて封筒にお金を入れておき、それ以上は使わないという方法をとっています。

少ない予算内で家計をやりくりするのは大変ですが、使い過ぎは禁物。
特に予算内に収めるのが難しいのが、食費です。
子どもに栄養価が高くバランスのとれた食事を食べさせたいのですが、それをいかに予算内でやりくりするか……。
いつも頭を悩ませています。

そもそも毎日の献立を考えるのが難しい。
そこでわが家は、献立のルールを作っています。
それは、献立は一汁一菜にすること。
ええっ!? 一汁三菜でないとバランスの良い献立にならないのでは?と思う方もいらっしゃるでしょうが、脇雅世さんのレシピ本・脇さんちの「一汁一菜」元気ごはんを図書館で借りてきて読んだときに、コレだ!と思ったのです。

料理家として働きながら3人の娘さんを育てておられた脇さんは、ご飯におかず、汁物だけのシンプルな献立だてなら、メニューを考えやすいし、作るのに時間もかからないと考え、働く母親には一汁一菜がおすすめと提唱しています。
そのかわり汁物には野菜をたっぷり入れること、一菜にはメインと付け合せがつきます。

冬場は鍋物が多くなるので、毎日が一汁一菜というわけではありませんが、献立のメニューを決めておくだけで、かなり気が楽になりました。

節約メニューのレシピノート

それから、節約メニューを増やすために、専用のノートを作っています。
おいしそうな節約メニューをインターネットやテレビ、雑誌などで見かけたら、そのノートにレシピを書きとめておくのです。

特に、魚料理のレパートリーが少ないので、切り身の魚で安上がりでかつ美味しそうなレシピを重点的に集めています。

例えば鯛のあら炊き、ヒラメのムニエル、さんまのかば焼き、いわしのハンバーグなどなど(参考サイト)。

子どもが大好きなハンバーグですが、ミンチにイワシの身をたたいたものを一緒に混ぜ込んでハンバーグにすると、ヘルシーです。
ときには、ミンチのかわりにお豆腐を使うこともあります。
イワシの身をたたいたものに、崩した豆腐、ニンジンのすりおろし、玉ねぎのみじん切り、隠し味に生姜のすりおろし少々を入れてよく混ぜて、俵状にまとめてフライパンで焼きます。
酒、みりん、めんつゆ、砂糖で照り焼きソースを作って上からかけると完成です。
照り焼き味が、ご飯に合うんです!

お肉が大好きな息子も喜んでガッツイてくれるので、節約、ヘルシー、栄養満点メニューとして、わが家の食卓に上がる頻度が高い料理です。

あと、安いお野菜といえばモヤシですよね。
私は、モヤシを買ってきたら袋ごと電子レンジで温めて、冷ましてから冷蔵庫で保存するようにしています。
モヤシは日持ちしないのですが、電子レンジで熱を通しておくと、何日かは日持ちするので、重宝です。
朝のおみそ汁に入れたり、中華風のサラダにしたり、野菜炒めに加えたりと、何かと便利に使えますよ。